ハイエース旅の記録 信州嬬恋、軽井沢 (文末にyoutubeのリンクがあります)

Day1 目的地軽井沢レークガーデン、宿泊休暇村嬬恋鹿沢オートキャン場

その1 目的地へ往路走行

高速道深夜割引30%利用のため午前3時起床、午前4時前に高速に入る。前日は仕事で和歌山有田まで出張でした。身体を休める暇もなく寝不足。旅への興奮で眠気が飛ぶか、途中で眠たくなるかの心中不安の旅立ちでした。

大阪から名神に入り養老SAで10分の休憩、中央道に入るとやはり眠気に襲われました。午前6時16分中央道虎渓山PA着、休憩をとることにしました。妻の作ったおにぎりを共に食べ、愛犬ベティの散歩。その後目覚ましを掛け仮眠30分。合計1時間20分の休憩となりました。

午前7時36分虎渓山PA出発。ここまでで自宅を出て3時間36分経過(内休憩1時間30分)予定では休憩3時間をとっていたので残りの休憩時間はあと1時間半です。この調子だと予定時刻12時前後に目的地(軽井沢レークガーデン)に着けそうだ。

駒ヶ岳SA8時46分着、50分ほど休憩、岡谷IC10時通過。
当初の予定では、岡谷インターで降りて一般道を走る予定でしたが、ナビは岡谷インターを通過し長野自動車道を直進するように指示が出ています。検討することもできずそのまま直進。結局、更埴(こうしょく)JCTで上信越道に入ることになりました。

ナビの到着予定時刻を見ると、岡谷インターを出て一般道を走っても数分しか変わらず、走行距離だけが伸びて高速料3000円余分に支払うことになりました。ナビがこのような道を案内するとは予想もしなかった。事前にもう詳しく経路を調べておくべきだった。

そんな訳で、上信越道「東部湯の丸SA」11時12分着。15分程休憩し碓氷軽井沢ICを出て目的地12時着の予定。
大阪を出て休憩含め8時間。高速料7350円でした。

その2 石臼挽蕎麦東間で昼食

軽井沢に入り、妻が得意のネットサーフィンで「石臼挽蕎麦東間」というペット同伴OKの蕎麦の店を探しました。その店は「軽井沢で美味しいお蕎麦を食べられる隠れた名店」とRETTYに掲載されていました。https://retty.me/area/PRE20/ARE227/SUB22702/100000725333/
店の風情もモダンな民家風で、蕎麦や天ぷらも美味しかったです。あたり~

その3 休暇村嬬恋鹿沢

妻を「軽井沢レイクガーデン」で下ろし休暇村14時頃到着。

軽井沢レークガーデン

レイクガーデン閉館時間の17時に迎えに行く事にしました。事前の調べによるとレイクガーデンから「休暇村嬬恋鹿沢」までは1時間かかります。

本館でチェックインを済ましオートキャンプ場の受付完了。
夕刻の雨に備えカーサイドオーニングを張りに取り掛かりました。その後、迎えのえ迎えの時間までまったり過ごしす予定でした。

ところが、予想もしない時間に妻から電話。
「早く終わったから迎えに来て」と。バラの鑑賞会場が狭く、おまけにコロナの影響か店も大部分閉まっていて早く終わってしまったとのことでした。
一方私の方は、封も開けた事のないカーサイドオーニング(ロゴス(LOGOS) neos ALカーサイドオーニング)を箱から取り出し内容物を確認しているところでした。夕刻の雨の事を考えるとすぐにオーニングを張っておくべきでした。
妻には悪いが2時間ほど待ってもらう事にしました。なんとかひとりでオーニングを張り終えキャンプ道具をオーニング内に置き、15時半頃迎えに出発しました。迎えの時間までまったり過ごす予定はおじゃんです。

16時半ごろレイクガーデンで待っていた妻を乗せ、軽井沢のスーパーに寄り夕食の買い出し。
二人して19時前後に休暇村に着きました。既に雨が降っていました。

その4鬼押ハイウエイの料金

ところで、軽井沢から休暇村までは、ナビに従うとR146から有料の鬼押しハイウエイを通るルートを案内します。片道640円かかります。軽井沢区間270円、鎌倉区間370円でした。急いでるので他に道がないかを調べる余裕も他の道にそれて試してみることもでず今日1日で640×3回1920円の出費です。あほらし〜(バカバカしいという意味)。

帰宅後調べたのですが、鬼押ハイウェイは、R146「浅間・白根・志賀さわやか街道」の浅間部分である。料金所は軽井沢から向かうと峠の茶屋料金所(軽井沢区間、峠の茶屋~鬼押出し園約5km)と鬼押出料金所(鎌倉区間、鬼押出~嬬恋鎌倉約10km)の2箇所です。私は鬼押出料金所からほぼ1kmでハイウエイを出ます。この1kmの走行のために今日一日370円×3の大枚を払う事になってしまいました。

その5思い出の道

鬼押ハイウエイ軽井沢区間「峠の茶屋」から「鬼押し出園」までの風景は、浅間山を眺めながら高原の真っ只中を走る爽快道路です。今日は曇りだったが、なだらかな浅間山2568mの容姿がしっかり見えていました。2007年8月にバイクで軽井沢から草津、そして志賀高原へ息子と行った時に走った懐かしい道です。
鬼押ハイウエイを出て広域農道県道235に入ると「嬬恋パノラマライン」の標識がありました。どこまでも広大なキャベツ畑が見渡しながらバイクで走った記憶が蘇ってきました。この景色に感動しバイクの走行写真を撮った道でした。予想もしてなかったこれまた懐かしい道に出会いました。

青木峠

嬬恋パノラマライン

嬬恋パノラマライン

その6ロゴス(LOGOS) neos ALカーサイドオーニングについて

説明書によると、車の屋根に付属の吸盤を利用しオーニングを固定するとありましたが、とりあえずタープポールを左右に取り付け、オーニングを独立させ車から離して設置しました。出入りも車とオーニングの間から自由です。

車に固定するための吸盤効かず
雨がひどくなってきだので説明書どおりに付属の吸盤で車に固定してみようとしましたが吸盤が効きません。やっと効いたかと思いきやスライドドアーを開閉すると、オーニングの端が引っかかって吸盤が外れてしまいます。雨に濡れながら何回も試しましたが固定できませんでした。雨の日のハイエースの場合付属の吸盤は使い物になりませんでした。

雨の日のオーニング設置一長一短
車に固定した場合、車で温泉に行きたいと思っても一手間外すことが必要です。タープポールを利用し車から独立して設置した場合、車は自由に動かせますがオーニングと車の間に雨が容赦無く降ります。その間の地面に水たまりができてしまいました。
また、持参したポールが170cm弱しかありませんでしたので、頭が触れるたびに雨が滴り落ちます。もっと長いタープポールが必要だなあ・・・
ともあれ、雨が降ってもオーニングがあれば、その下にワンコも鎮座、テーブルなどキャンプ用品等を置き、食事もオーニング内で非常に助かりました。そりゃ雨が降らなければもっと快適なのは云うまでもありませんが・・・

その7雨

夕刻より降り始めた雨は、次第に本降りとなりました。旅行前の予報では本日は曇り、明日は曇りのち晴れでした。したがって本日に予約していたBBQを明日に変更してもらっていましたが、明日は雨の中のBBQになりそうです。

Day2 休暇村”てぶらBBQ”

朝から雨、天気予報は本日一日中☂️マーク。

その1軽井沢アウトレット

今日の予定は晴れを当てにしていたので、万座ハイウエイ(浅間白根火山ルート)を走り、万座温泉からR 292(志賀草津高原ルート)へ。そして横手山スカイレータ夏山リフトで横手山山頂ヒュッテ2307mに立ち寄り景色を堪能したのち、渋峠(国道最高所2172m)、白根山の湯釜、草津温泉へ立ち寄り、休暇村へ帰る予定でした。
昔、横手山ヒュッテは通り過ぎただけだったが、その他はバイクで3回ほど行ったことがありました。晴れならば何回行っても良い景色に出合えます。この景色を妻にも見せたいと企画したが・・・雨でした。(><)

さて、今日1日どう過ごすかです。
妻に問うと軽井沢アウトレットに行きたいと云う。「こんなところまで来てアウトレットか」と気が進まなかったが、妻の要求に合わせる事にしました。往復2時間。本日の夕食は雨の中未経験のBBQ。初心者ゆえ準備のことも考え15時にはアウトレットを発ち16時過ぎには休暇村に帰りたいと告げ、本降りの雨の中、車を走らせました。

その2 手ぶらキャンプBBQ

「休暇村手ぶらBBQ」です。食材は支給で道具一式は貸し出し。
手ぶらBBQの案内には『夕食はピザ釜『KABUTO』で焼くピザと上州牛のサーロインステーキをメインに、パスタセット、野菜とフルーツのグリルをお楽しみいただけます。釜1台で肉料理や焼き野菜、焼きフルーツ等思いのまま幅広い調理が楽しめます。メインの肉料理は、ぐんまブランド「上州牛サーロインステーキ」(一人当たり150g)』焚火までセットしてありました。本格的でびっくりです。

上手く出来るか不安が一杯でした。教えてもらったことと、受け取った説明書を見ながらの進行。
雨が降って肌寒い。料理は妻に任せ、かまどがあったのでそこで薪に火をつけることにしました。なかなか火がつかない。トーチバーナーを持ってきていたので強制的に火をつける。やはり焚き火は暖かい。勢い良く燃えるオレンジの炎に雨の鬱陶しさを忘れる。

晴れならキャンプ横で焚き火をしながら初の"てぶらBBQ""を楽しむところなのだが、雨のため屋根付き照明付きの炊事棟の一部でBBQです。
「フライパンでステーキ肉の周りを少し焼き、ピザ釜でじっくり焼いてください」と説明を受けました。ピザ窯「KABUTO」に火を入れるも十分火が回っていないようだ。雨のせいで炭が湿って火力が出ないのかハッキリわからず。結局ピザは半生で、焼けた部分しか食べることができず失敗だった。ステーキはレアー気味だったが大変旨かった。これも経験ですな。

後片付けを済まし本日終了。次の機会は是非成功させてみよう。

Day3 軽井沢銀座、諏訪湖ディナー

雨は止み晴れ。カーサイドオーニングを乾かしながらキャンプ道具の片付け。

休暇村嬬恋鹿沢

このまま休暇村嬬恋鹿沢を発ち一気に大阪直行という方法もあるのだが、最近、歳のせいか疲れが溜まる傾向にあるので途中宿泊を考えていました。中央道の長野県伊那あたりのキャンプ場「大芝公園キャンプ場」辺りでと考えていました。時間の都合でもっと大阪寄りに行けるかもしれないので予約は入れていません。とりあえず軽井沢銀座を散策し、時間があれば諏訪湖にも立ち寄ることにしました。

その1鬼押ハイウエイを避ける

嬬恋パノラマラインに出て広大なキャベツ畑を走る。

嬬恋パノラマラインのキャベツ畑

嬬恋高原の景観が素晴らしい。しばらく走ると鬼押ハイウエイに出る。右折してハイウエイに入ると1KM ほどで料金を徴収される。今日は時間があるのでナビに従わず直進してみる。ナビが新たな道を案内する。県道235からR146へ。一般道ですんなり中軽井沢へ出ることができた。次に来ることがあれば浅間高原の景観を見ないで良いなら鬼押ハイウエイはカットだな。後で調べたら有料の白糸ハイランドウエイを通る道もあった。

その2軽井沢銀座

軽井沢銀座商店街。JR軽井沢に繋がる一直線の商店街を散策する。「軽井沢に来た」という印象。こうした雑貨屋や陶器店、土産物屋が立ち並ぶ界隈は妻の喜ぶ街並みだ。私は妻の後を付いていくだけ、存分に楽しんでください・・・

その3ビーナスライン

軽井沢銀座を14時50分に発ち諏訪湖へ。往路で案内された高速の上信越道は御免蒙り、ナビと携帯のマップで一般道を走るルートを検索。その結果R18から県道44号、R142、R152を経て県道40号ビーナスライン(白樺湖、車山高原、霧ヶ峰高原)をとおり諏訪へ出るルートを選択しました。

ビーナスラインにて

途中白樺湖で休憩。県道40号ビーナスラインへ入ると、昨日の雨で空気は澄みわたり景色は最高でした。一般道を走り思いもよらぬお土産をいただきました。霧が峰から諏訪への道はカーブが多くベティが大丈夫か心配でした。

その4CLASUWAで夕食

上諏訪の片倉館の千人風呂に入ろうかと寄ってみましたが、18時半を過ぎていました。受付で尋ねると19時半で終了でした。せわしないので食事を優先する事にしました。

レストランをナビで検索し「くらすわ」というところを見つけました。
駐車場も広くモダンな建物のレストラン、ここに決めました。2Fのレストランで諏訪湖を眺めながら美味しいディナーにありつくことができました。クネクネ道を走ったのでベティは車でお休みタイムです。
CLASUWAは(株)養命酒酒造がプロデュースしている「地産地集」の店でした。コスパ良しお勧め店です。
https://www.clasuwa.jp

夕食終了は19時半を過ぎていました。片倉館千人風呂をカットです。

その5大芝公園キャンプ場

伊那郡南箕輪村にある「大芝公園キャンプ場」へ。今日の午前中にキャンプ場に電話しましたがコロナ対策のため営業停止中と返事が返ってきました。ここは道の駅「大芝高原」宿泊施設「大芝荘」「大芝公園キャンプ場」日帰り温泉「大芝の湯」そのほかスポーツ施設が揃っています。
したがってキャンプ場が取れなかった場合、道の駅で車中泊と決めていましたので予定内の行動です。能登半島以来の道の駅車中泊です。トイレも明るく綺麗でした。お勧めです。広い駐車場に数台の車中泊組がいました。

Day4 奈良井宿

9時頃、道の駅「大芝高原」を発ちました。

その1中山道

高速を走らず、361号権兵衛トンネルで峠を越えR256中山道に入り奈良井宿に立ち寄ることにしました。

中山道は今までにバイクで数回走ったことがあります。木曽川沿って走る渓谷美が美しい。ただし白バイや覆面パトが多いので速度に注意です。
「寝覚の床」近辺の寿命そば「越前屋」で昼食。妻籠宿、馬籠宿を通過し、道の駅「きらり坂下」で休憩。
13時6分中央道中津川ICに入り帰途に着きました。

16時2分帰着。全日程走行距離1227kmでした。

その2思い出

寝覚の床、妻籠宿、馬籠宿は私は行ったことがあり時間の都合もあったのでカットしました。寿命そば「越前屋」にはバイクで野麦峠越えで長野県大町市七倉山荘(高瀬ダム見学)に行った時に立ち寄りました。初めての時は新鮮で美味く感じましたが、昔ながらの出汁(塩っ辛い)で少々時代遅れの感がしました。

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