大型バイクと足つき物語 その1

大型バイク(モータサイクル)と足つき

平成14年1月から大型バイクばかり17年間乗り継いできました。いつも私を悩ませるのは足つきです。それなら「足つきの良いバイクを選んで乗れば良いじゃないか」と言われるかも知れませんが、大型バイクに魅力を感じてしまうと、もう引き返せません。

2002.1にHONDA CBR1100-XXに乗り、新車早々立ち転けで出費、以降HONDA CB1300SB、BMW R1200RT、K1600GTL、700GSローダウン、再びBMW R1200RT(水冷)
HARLEY-DAVIDSON SPORTSTER_SUPERLOW、SOFTAIL_DELUXE
そして現在のHONDA GOLD WING TOUR(DCT) AIRBAGと乗り継いできました。

CBR1100-XXは車高調整サスペンションキットを取り付けましたが、これは車高を強制的に下げた分バイクの挙動が鈍くなり何回か走った末、元に戻しました。以降、BMW R1200RT、K1600GTLでは、車高を下げることはせず、厚底靴と車高を下げない社外シート(K&H)で対応してきました。

もし、足つきに問題がなければ、おそらくBMW R1200RT(水冷)を乗り続けていたかも知れません。

HARLEY-DAVIDSONは「足つき」から解放されてみたいと乗り換えました。ところがハーレーは、振動も多く、カーブではステップを擦る恐怖。マフラーを取替たらアフターファイヤがうるさく走る楽しみを削がれてしまいました。結局私には不向きなジャンルでした。

HONDA GOLD WING TOUR(DCT) AIRBAGは。2018年4月に納車されました。
現在まで10ヶ月乗った感想ですが、ゆっくり走っても、速く走っても疲れにくく、ステップを擦る心配もありません。そして、前傾姿勢も強いられない。前傾の大小はあれ、前傾姿勢ぎみのバイクはどうしても速く走ることを強いられます。そうしないと疲れるし、そのバイクの特性が発揮されないのでは。

何回免停を受けたことか。30日免停2回、60日免停1回。
バイクの責任にするな!自分の運転を反省せよ!・・・もっともです。
ごめんなさいm(__)m

HONDA GOLD WING TOUR(DCT)AIRBAGは、大変気に入っています。取り回しもウオーキングモードでとても助かっています。車重はかなりあるが取り回しは楽です。唯一問題は、停止時の「足つき」です。

さあ!本題に入りましょう

私は身長166cm、股下68cmの短足胴長です。

HONDA GOLD WING TOUR(DCT) AIRBAGは、うたい文句に「足着き良し」とありましたが、座面が広く両太股が座面側面に触れて足つきは大して良くありません。現在、厚底靴で対応しています。
車重もあることからもう少し足つきをよくしたいと思い、座面はそのままで、両端の削り加工をして貰えないかとインターネットで調べ、某店へ電話で聞いてみました。返ってきた答えは「新型ゴールドウイングのシートは極限まで絞られているのでシート加工はできません」と言うことでした。万事休すです。

停止時の操作の原点に返ろう
停止時にふらつくことが多い。これをなくせば足つきに対する不安がかなり解消されるはず。
停止操作の再検討をしてみることにしました。あるインターネットの記事に目が止まりました。
スムーズな停止のコツ

  • まず、早めに目線を停止位置に向けます。そして、停止位置に向かいます。
  • 停止線30cm手前までクラッチは繋げたままです。後輪ブレーキと前輪ブレーキで徐々に速度を落とします。止まる直前では半クラでノッキングを防ぎます。
  • 停止線の30cm直前まできたら、落ち着いてクラッチを切ります(ここでクラッチレバーガチ握り)。同時に、後輪ブレーキと前輪ブレーキを徐々にしっかりかけて(ガツンとかけない)バイクを静止させます。ニーグリップをしっかりして一瞬静止します(あくまで「そういうイメージで」ということです。ホントに静止できなくてもいいですよ。
  • そして、おもむろに左足を下ろします(この動作が玄人っぽい)

これであなたは立派なバイク乗りです。

以上は「二輪教習 停止のコツ!スムーズな停止のコツ4つ」から抜粋しました。
https://bikelabo.com/smooth_stopping

ところでHONDA GOLD WING TOUR(DCT) には、クラッチがありません。従って半クラの操作ができません。ギリギリまでバイクを安定させるにはどうすればよいのかなあ・・・

私が実践して導き出した答えは、停止の必要があるとき前後ブレーキで充分速度を落とし、後輪ブレーキを掛けながら前輪ブレーキで速度を調整する。そして、停止線ギリギリまで後輪ブレーキを引きずるように掛け続け「停止線の30cm直前」で、「前後輪のブレーキを徐々にしっかり掛け、、一瞬制止した状態」をつくり「おもむろに左足を下ろす」ことでした。

以前よりは安定して止まれるようになりました。これから、様々な道路状態で練習を重ねることにします。

ふらつかずにしっかり止まれれば、「足つき」の不安から解放されるでしょう。

その2へ続く

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