私のモーターサイクルの変遷
HONDA Gold wing Tour DCT <AIR BAG>
私のバイク人生の最後と思い、足つき最優先で2015年6月、ハーレーダビットソンSOFTAIL-DELAXを購入しました。乗ってみると、重く、走らず、ワイディング走破性は全くダメで、バックファイアーが多発し不愉快な思い、失望感だけで楽しくありませんでした。三年車検を待たずして手放しました。
もうバイクは卒業かなあと思っていた頃、WEBでHONDA GOLD WING TOURの記事を読みました。
2017年までのゴールドウィングは、そのデザインは馬鹿でかく何の興味も抱きませんでした。しかし、2018年4月2日発売と発表されたゴールドウィングはスッキリとしたデザインで、LEDヘッドライト、前輪サスペンションがBMWのテレレバーに似たダブルウィッシュボーンサスペンション、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)、AppleCarPlayの採用など魅力に溢れる内容でした。私の思いは一変しました。これが「私の最後のバイクだ」と!
唯一の不安は、大型バイクはアメリカ人やヨーロッパ人の体格に合わせているようで足つきの悪さが懸念されました。しかしシート高745㎜ならどうにかなるだろうと、1月に「春入荷を期待して」予約を入れました。
そして4月初旬、納車されることが決まり大歓びです。販売店に入荷されたバイクに跨がってみますと、足つきが改善されているとはいえ、やはり大きなお尻が乗るように設計されていました。従って太ももが開き、短い足を地に着けるのに不安を感じました。なぜ、日本人用に足つきに影響のある部分をもっと絞ったシート設計にしてくれないのか、残念です。シートを、通常のものと、足つきに影響のある部分を絞ったものと、どちらかを選択するようにして欲しいものです。
ともあれ、他の方法で足つきを改善する予定です。今は、HONDA GOLD WING TOUR DCTの納車をまつばかりです。 😛
以下は、ここに至るまでの私のバイク遍歴です。
HONDA
20代後半にVツイン水冷エンジン、シャフトドライブのHONDA/GL650に約2年ほど乗る。
1.HONDA CBR1100XX (H14.1.19〜H17.9)
57歳になって、息子が買った真っ赤なHONDA-CBR650に刺激されて俄然バイク熱蘇り、当時300キロバイクと謳われたHONDA-CBR1100XX BlackBirdを手に入れる。手に余る大型バイクに四苦八苦、休日はせっせと峠に通い練習。その甲斐あってバイクの面白さを知る。
2.HONDA CB1300SB
HONDA-CB1300SBは、アクセル開けば身体が置いていかれそうな馬力。CBR1100XXは高速安定性も抜群で振動も少なかったがスポーツバイク特有の前屈みの姿勢がキツく長く乗ると腰痛に悩まされた。CB1300SBに買換。このバイクは運転姿勢が楽だったが、ギアー比が低く高速走行はキツい。
BMW Motorrad
BMW乗りの人にR1200RTを強く勧められ2008年7月CB1300SBとBMWと入れ替える。
- BMW R1200RT
- BMW K1600GTL 1600GTLは怒涛の馬力。乗り慣れてくる程に、取り回しに閉口しF700GSデュアルパーパスに乗り換える。
- BMW F700GS 気を使わず乗れたが大型の醍醐味なしで、再びR1200RTへ回帰。
- BMW R1200RT LC (H26.3.15~H27.06)
Harley Davidson
1.SportSter SuperLow 2015/XL883L 883CC Super Low 初めてのハーレ車。2台目のバイクとして、取り回しが楽で、足つき優先のバイクを2015年に購入。
Softail Deluxe 2015 FLSTN 1584CC
BMW 1200RTLCと買い換え、現在に至る。このバイクはXL883Lよりも、振動も、ステップがカーブで擦ることも少ないが、やはり後述のHARLEYの特徴は変わらない。
BMWとHARLEY車の比較
BMW MOTORRAD
私の乗ったBMW車は高速走行向きのギアー比設定で低速域のトルクが薄い(これは水冷になってから改善されている)ワイディングもよく曲がり、高速クルージングも快適そのもの。ツーリング時の荷物の積載能力も問題なし。「駆け抜ける歓び」は宣伝文句どおり。足つきはもうひとつ。止まる時はいつも気を使う。もう少し足が長かったら乗り続けていたに違いない。電装系は完璧だが、アクセサリーは全て高価なBMW仕様に設定されている。
HARLEY DAVIDSON
私のHarleyは、全てがBMWの逆。曲がらない、横着に曲がろうとするとステップセンサーを擦る。高速巡航能力に欠ける、振動がある、道路の凸凹をよく拾う。荷物の積載能力は無し。ただし、派手さは群を抜く。足つきは抜群で、方向転換やバック等の取り回しも良い。それにしても重い。鉄馬だから仕方ない。立ち転けしても起こせるかなぁ。車間距離を充分にとり、鼓動を楽しみながら、派手にバイクを光らせて、ドゴドコと走りましょう・・・てな感じかな。
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