2018.9 HONDA GOLD WINGでバイク一人旅に出かけて以来の東北旅です。

バイクで出かけたときは下記スケジュールでした。 (その時の記事はここをクリックください)

  • 新日本海フェリーを利用、敦賀乗船〜秋田港下船
  • 秋田港5時出発、猪苗代湖、八幡平アスピーラインで八幡平頂上レストラン、十和田湖プリンスホテル泊
  • 八甲田ロープウエイ、青森市街、竜飛岬、鯵ヶ沢ホテルグランメール山海荘泊
  • 男鹿半島 男鹿観光ホテル泊
  • 新潟県岩船郡関川村湯沢 かじかの宿和らぎ荘泊
  • 北陸道経由帰宅

 

2020.10 今回はHIACEで車中泊旅にトライ

  • 名神、北陸道、日本海東北道を経由し新潟県村上市の「道の駅朝日まほろば」で車中泊
  • 鳥海山展望台、「休暇村岩手網張温泉」泊
  • アスピーテライン経由八幡平山頂レストラン、「十和田湖宇樽部キャンプ場」車中泊
  • カヌー、奥入瀬渓流、蔦温泉、「十和田湖宇樽部キャンプ場」車中泊
  • 八幡平山頂レストラン、樹海ライン経由、「休暇村気仙沼大島」泊
  • 松島遊覧観光船乗船、鳴子峡、最上川芭蕉ライン通過、あつみ温泉通過、「北陸道大積PA」車中泊
  • 「休暇村越前三国オートキャンプ場」車中泊
  • 北陸道経由で帰宅

 

Day1 道の駅朝日まほろばへ

自宅を9時ごろ出発し、新潟県村上市「道の駅朝日まほろば」へ着いたのは19時過ぎでした。

自宅より667.2km、休憩を含め12時間の移動でした。ワンちゃん同伴なので休憩をたっぷりとりながらの移動です。
徳光SAでは、日本海の砂浜でワンちゃん散歩。

走行中、道の駅に電話入れると、併設の「まほろば温泉」はコロナの為15時まで、レストランは20時半オーダーストップとのこと。隣接するきれい館の入浴は20時半受付終了でした。「道の駅朝日まほろば」のレストラン終業前になんとか到着できました。
夕食後、入浴と思いましたが、慌ただしいのでやめました。

朝日まほろばみどりの里にはロッジもありましたが、ペット不可です。

道の駅の車中泊環境はトイレも良く清掃され、駐車場には車中泊トラック3,4台、乗用車7,8台、キャンピングカー1台ほど散見されました。仲間がいると安心感です。道の駅車中泊は、様々な人が出入りするので場所選定には苦慮します。

Day2 岩手網張温泉

道の駅朝日まほろばを出発し、道の駅あつみしゃりん、道の駅協和に立ち寄り(バイクで一人旅のときも立ち寄った道の駅)、猪苗代湖を経て岩手県雫石町の休暇村岩手網張温泉へ。357.1km
今日は休暇村宿泊です。ワンちゃん(ベティ)は車中ステイです。温泉に入り、ボリュームたっぷりの夕食、ほど酔い満喫です。
時々駐車場に、ベティの様子を見に行きましたが落ち着いて安心しました。

「岩手県雫石町の休暇村岩手網張温泉の朝」

朝は、思いもしなかった一面雲海の光景。
休暇村敷地内をベティと共に散策。ベティも長旅で疲れていたのか文句も言わず車の中で熟睡したようで元気いっぱいでした。

Day3 八幡平アスピーテライン

美味しい朝食をいただき休暇村出発。本日は八幡平山頂レストハウス経由で十和田湖于樽部キャンプ場まで163.9km

八幡平アスビーラインを盛岡側から入り「こうよう」狩りへ。御在所駐車場付近から霧雨にあいましたが、言語を絶するこうようの色鮮やかな「こうよう大景観」に感激しきりでした。

山頂レストランで昼食をと思っていましたが、コロナの影響下で休業中です。結局、昼抜きになりましたが大景観にお腹も空くのも忘れてしまいました。

八幡平を後にして、あらかじめ調べていた十和田毛馬内スーパーユニバースで、今晩と明日の食材を買い、十和田湖宇樽部キャンプ場へGO。

宇樽部キャンプには2連泊。タープテントを張り、ビールで心身を癒し、ご飯を炊いてレトルトカレー。
明日の午前中はカナディアンカヌーで十和田湖を楽しむ予定です。初挑戦のベティと妻、どうなるのやら(^ν^)
夕方からの小雨がやや強く降ってきました。

Day4

昨夜からの雨も止み晴れ。

カナディアンカヌー

予約していた”十和田湖カナディアンカヌーツアー”参加のため9時過ぎ「十和田ガイドハウス櫂」の受付へ。心配していた天気は曇りのち晴れで張り切って行こう。
ただ、ベティが怖がって暴れないか心配でした。犬用のライフジャケットを指導員の方が装着すると、慣れないものが身体を包むので怯えてキュン〜キュンと鳴く。
それもひとときで、ワンちゃんベティ、丸い目をさらに丸くして船出の準備。

レクチャーを受け10時ごろ十和田湖へ入り漕ぎ始める。ベティは最初のうちは何事かとカヌーの中で立ち落ち着かない。ベティが動くたびにカヌーが左右に揺れる。これが続くとヤバイかもと思ったが徐々に落ち着き安心しました。「賢いワンチャンですね」と指導員。妻も下手ながらパドリング。この企画大成功。

透明度の高い水
前方の湖面に虹が
繁殖期のマスがカヌーの下で泳ぐ
水面に映る黄葉が美しい
岸際に伸びる太いぶなの木が東北の郷愁を煽る
妻もベティもそして私も、非日常の楽しい時が過ぎてゆく

奥入瀬渓流

昼過ぎカヌーを終え、奥入瀬渓流を散策、その後「平安から続く千年の秘湯」蔦温泉へ。ここで昼食。そば注文。
紅葉はまだ早かったが「コロナのお陰で」人も少なくゆっくり楽しむことができました。

当初の予定では、酸ヶ湯温泉、八甲田山まで足を延ばすつもりでしたが、カヌーツアーを組み込んだため、蔦温泉どまりとしました。

Day5 気仙沼市へ

今日は、宮城県気仙沼へ移動日です。302.4km

ふたたび「こうよう」狩りに八幡平アスピーテラインで山頂駐車場へ。そこから今度は「樹海ライン」を降り東北道へ
ここまできたら宮沢賢治記念館に行かないわけにはと立ち寄りました。感想は「幼少から頭が良く、決めた道(決められた道)を頑固に貫く」そんな人だと思いました。世に名前を残す人はやっぱり賢さと強い個性をを持っている。

その後、三陸道を走り休暇村気仙沼大島へ。宮城に入るとナビはR45号を案内せず標高の高い三陸道を案内しました。R45号の海岸沿いを走り2011.3.11の東北大震災津波被災の爪痕も一見したかったのですが、時間的に余裕なくナビに従いました。
気仙沼市に入り鹿折川沿の県道218号から気仙沼港見渡すとYoutubeで公開されている気仙沼市街に押し寄せる大津波の姿が彷彿と伝わってきました。
現在は復興がかなり進んで真新しい建物が建ち並んでいましたが、まだ復興途中の様相でした。
大自然の前には人間の力は及ばないと感じました。

休暇村気仙沼大島 16時45分着、泊。

Day6

今日は宮城県太平洋側からから新潟県の日本海側へ移動します。走りに走って北陸道大積PA。521.0Km

日本三景松島巡りへ

休暇村を発ち松島観光遊覧船乗り場に着きました。「湾内一周定期コース」の乗船券を購入。
松島湾には大小様々な形をした島が多数点在し自然が織りなす風景に、はたまた自然の力はすごいと思いました。

ちなみに日本三景とは宮城松島、京都天橋立、広島宮島ですが、松島は「太平洋の水平線と多島美が同時に楽しめる稀有な景勝地です。」と説明がありましたが、まさにそのとおりでした。

 

遊覧船から降りたら12時過ぎでした。昼食は牡蠣解禁とあったので、観光船乗り場前のレストランで牡蠣丼と生ガニを食しました。

鳴子峡

「千年の歴史を刻む鳴子温泉」で湯めぐりもと思ったのですが、とりあえず鳴子峡レストハウスで昼食の予定で向かいました。
その前に「鳴子こけし」を鑑賞しようと、鳴子こけし館、岩下こけし資料館へ立ち寄りました。時間がきになりまが、連れの手前、表向きはゆったりと!
鳴子峡の後は鳴子温泉・銀山温泉散策、最上川芭蕉ライン川下りも視野に入れていましたがカットし日本海側へ。R47の最上川芭蕉ライン船着場を通過しましたが既に営業を終えていました。

今夜は車中泊です。
当初予定していた日本海側の「道の駅あつみ」を通過。道の駅のレストランも真っ暗でした。コンビニで弁当でも買っておけば良かったと思ったが後悔先に立たず。
遅なりついでにもっと先まで行くことにしました。ところが日本海東北道は20時から翌朝6時まで工事通行止めで一般道の走行。

夕食は口コミの良かった新潟県村上市の「荒川ラーメン鬼あしら」で。ラーメン餃子の遅い夕食を終えたのは21時頃となりました。

走りに走って22時40分北陸道大積PAで車中泊となりました。
結局この日は521kmも走ったのでした(大阪~東京間の距離です)

Day7

休暇村越前三国オートキャンプ場へ
昨日は521kmも走って北陸道大積PAまで来たので、今日の宿泊地休暇村越前三国までは311km、4時間弱の行程です。

北陸道大積PA 7時45分発、SAやPAで休憩をとりながら宿泊地に着いたのは15時頃でした。

ゆっくりと今夜のキャンプの準備をし、風呂に入って東北旅行最終日を迎えました。
手ぶらキャンプバーベキュウを予約していたので買い物も必要なく、あと片付けも簡易で済です。最終日なので”楽したい”ってなところです。

焚き火用の薪と焚き火台を追加注文し、コールマンのランタンに照らされて今回の旅を愛でました。

 

総走行距離2645.3km

東北の主要主なところを周り、走りに走った東北旅行でした。
これからはどこでもいけそうな”変な自信”がつきました。雨もありましたが、活動中はいつも晴れか曇りでラッキーでした。
紅葉・黄葉にも恵まれ、人出にも翻弄されることなく楽しい旅行ができました。

来年の秋も東北に行ってみたいと思っています。次はもっと的を絞って滞在型の旅をしたいものです。

動画はこちらから

2020年10月秋の八幡平アスピーテライン

2020.10秋の東北2645kmの旅