東北ツーリング 4泊目

津軽岩木山スカイライン

今日は、青森県の最高峰津軽岩木山(標高1625m)の津軽岩木スカイライン8合目駐車場まで駆け上がる予定でしたが、WEBの体験談では、津軽岩木山スカイラインは頂上付近からの景色は良いものの、69回ものヘアピンカーブの連続で走りの評価はよくなかった。僕のバイクは特に大型のホンダゴールドウイング。初日の十和田道で肝を冷やしたことが頭から離れず、大分迷って津軽岩木スカイラインを走るのは止め、眺めるだけに留めました。

今日の目的地は「なまはげ」で有名な男鹿半島です。早く着くかもしれないが、そうなれば「なまはげ館」の見学でもしてみようとかな?

行程を再検討、やはり早く着きすぎるようで、他に立ち寄るところがないものかと地図を検索していると、県道3号線を走りホテルから39分のところにブナ林(白神の森遊山道)の散策ができる「くろもり館」があることを知りました。

この旅行中は、いつもよりずっと早く寝るためか、深夜の3時や明け方の4時ごろ目が覚めてしまう。今朝も早く起きてしまい、短パンに着替え部屋でゴソゴソしていたら足が冷え過ぎ朝風呂に入って身体を温めました。朝風呂が原因したのか、疲れが出てきたのか、朝方は身体がだるく寝不足感が取れないまま「くろもり館」へ向けて8時頃出発。

鰺ヶ沢のホテルから岩木山を望む

県道3号線より津軽岩木山を望む

「くろもり館」

9時20分頃に到着。受付で、バイクの上着と靴を預かってもらい、散策道を30分ほど歩きました。太い立派なブナの木と、木々が放つ空気を胸いっぱい吸って素晴らしい散策でした。立派に育ったと太いブナの木々は、昔、福井の日本百名山荒島岳で見て以来のブナの木々でした。鳥取県大山にもブナ林がありますがみんな細いです。

白神の森「くろもり館」

白神の森

ブナの大木

散策後、受付で預かって貰った上着と靴を受け取り、「立ち寄って良かったです」とお礼を言い、「くろもり館」を後にしました。

これから、青森、秋田の海岸線R101を走り、今日の目的地である男鹿半島のホテルに向かいます。168キロ、約3時間30分の道のりです。

ウオーキングモード

R101を能代方面へ走っていると、青森県西津軽郡深浦町深浦浜町付近で、ナビが左折して県道192へと案内しました。ナビに従って進むと急に道が狭くなり舗装林道の様になってきました。ナビの道案内が正しいのかと疑問を持ちましたがUターンできる場所もなくさらに進むしかありません。途中看板があり「この先は大型車が通行不能」またしばらく進むと「車は、国道101を利用してください」という標識が!

やっとUターンできそうな少し広くなった場所で停まって、Uターンのイメージをしてみました。Uターンできそうな場所といっても、そこは右に下る道(この先行き止まりの看板あり)がある狭い三叉路です。バイクを少しずつ前後へ切り返しながらUターンできそうかな?
「慎重に落ち着いて」と自分に言い聞かせながらUターンに成功しました。ウオーキングモード大活躍です、感謝、感謝!

元の道に戻り、ナビに従わず強制的にR101を直進することにしました。ナビは何回も「戻りなさいコースを外れました」と伝えて来ましたが無視。しばらく走っているとR101が正しいと確信し、ナビに「ええ加減にせい」と注意をしてやりました。今朝の身体のだるさも吹っ飛びました。

ひたすら日本海の海岸線

昨日のヘアピンカーブといい。今日のナビの道案内といい、毎日何かあります。また、見知らぬ土地、見知らぬ道、連日のツーリングで少々疲れが出てきたかも、早くホテルに着きたい思いで昨日は昼抜き、今日はコンビニでおにぎり2つとお茶で済ませ、北日本海の海岸線を右に見て、ひたすら秋田県男鹿市へ、『乗ってみたいローカル線のランキングで常に上位に入る「五能線」』沿いのR101をひたすら走える。ホテル15時過ぎ到着。

「なまはげ館」

ホテルに到着し、部屋に案内してくれた仲居さんに、予定していた「なまはげ館の見学をしたい」と場所を聞きましたが、「歩いて行くには遠すぎます。20時30分からホテル近くで「なまはげ太鼓」の演奏があります。そちらに行かれたらどうしようか」と紹介されました。

次回へ続く