東北ツーリング 3泊目

今日の予定は、青森県十和田市奥瀬の奥入瀬渓流、青森市荒川寒水沢の八甲田ゴールドライン八甲田ロープウェイ、青森県東津軽郡の竜飛崎龍泊ライン、青森県西津軽郡鰺ヶ沢へ235.7キロです。

十和田湖畔ホテルにて

湖畔のホテルで朝食7時開始。その後ホテルの庭を散策し、8時ホテル出発。

奥入瀬渓流

十和田湖畔を快走しR102に入り目的の奥入瀬渓谷「阿修羅の流れ」に9時前に着きました。

奥入瀬渓流 阿修羅の流れ

奥入瀬渓流 阿修羅の流れ

八甲田ゴールドライン

奥入瀬からR103に入ると、2車線道路ですが上るにつれ道は狭くなり路肩は殆どありません。急な上りのヘアピンカーブが3か所あり、そのうちのひとつでセンターラインを超えそうになり肝を冷やしました。猿倉温泉、酸ヶ湯温泉を過ぎ、右手にひときわ高い山が見えてきました。しばらく行くと八甲田ロープウエイの看板が有り、八甲田ゴールドラインに入りました。八甲田ロープウエイ駐車場(標高660m)に10時前到着。

R101にて

R101にて 八甲田山が見えてきました

ロープウェイは20分毎に発着。10時20分のロープウェイで山上駅(1324m)へ。小休止です。残念ながら青森市、陸奥湾は雲に霞んで写真になりませんでした。

八甲田ロープウエイ山麓駅前にて

雲に霞む青森市と陸奥湾

竜飛崎

青森市を出てR280を北上。進行方向の上空は白い雲。

R280を走ってると、広大な田んぼのど真ん中を東北新幹線の高架橋が北へ向けて一直線に延びていました。こんな最果ての地に新幹線?なにか異様な感じがしました。

竜飛岬に向け県道12号やまなみラインに入ると時折小雨がぱらついくる。東津軽郡外ヶ浜町蟹田大平沢付近で一旦バイクを停め、雲の様子を観察。まだ進行方向には黒い雲は無くこのまま持つかもしれないとカッパは着ずに走ることにしました。

外ヶ浜町蟹田大平交差点で右折し、やまなみラインを離れ県道14号に入り雨の様子を見ながら走ります。小雨は降ったりやんだりを繰り返したが、この程度の雨ならゴールドウイングのスクリーンのおかげで走っていれば濡れません。再びR280に入りR339の龍泊ラインの道標が現れた頃から雨は止みホットしました。

竜飛岬、13時15分頃到着。
石川さゆりの歌詞の彫った碑のボタンを誰が押したのか、2,3人しかいないモニュメント広場に、大きな音で「ごらんあれが竜飛崎北のはずれと‥」の唄が響いていました。私はひとりガラガラの大きな駐車場で「ここまで来たぞ、やったぞ!」と心の中でバンザイを繰り返しました。

竜飛崎到着

竜飛崎にて

動画はこちらから

R339龍泊ライン

竜飛岬を出て、日本海側に下り小泊方面へ向かうR339龍泊ラインに入る。間もなく私とゴールドウイングは深い霧の中に消えてしまいました。海抜100m前後の急崖台地の尾根沿いの道路。霧は益々深くなりセンターラインが目先にかすかに見える程度です。かすかに見えるセンターラインを頼りに、超スローで、トランクションを絶やさないよう後ろブレーキを引きずりながらつづら折れのヘアピンカーブを進みす。時折対向車に出合いますが突然前に現れ要注意です。標高が下がるまで気を張り詰めっばなしです。ナビのカーブの表示が助かります。

早く霧が晴れてくれと願うばかりです。しかし、かなり標高が下がらないと霧は晴れませんでした。やがて霧の中から、日本海の海岸線の景色がうっすらと見えて安堵です。急崖道路から見る海岸線はまさに荒々しく最果て感満載の景色でした。

バイクを止めて写真を撮りたかったが坂とカーブの連続でバイクを停めることができません。ゴールドウィングツアーDCTは、ギアーをローに入れて駐車することができないため、駐車中は、サイドブレーキを使うことになるのですが、このサイドブレーキが弱く大し当てにならない。

R339龍泊ラインを南下しR101に入り、ひたすら北日本海の海岸線を約1時間半、一路、青森県鯵ヶ沢のホテルに向かいました。5時過ぎホテル着。

次へ続く