_今回のツーリングは、BMW1600GL K1300Rで、富山の有峰林道を走破、北陸立山へ。そして新潟から磐越道を利用し磐梯三道を走り、東北自動車道で青森八戸へ。八戸から北海道に上陸する超長距離ツーリングです。
First day
_東海自動車道飛騨清見ICを出て岐阜県飛騨市上宝、高山大山林道へ入り、山吹峠、飛騨トンネルを経て、有峰林道東谷ゲートへ

道の駅飛騨古川いぶし、岐阜県飛騨市古川にて

道の駅飛騨古川いぶしの「いぶし銀名水」

山吹峠にて、 曇りがちなのが残念でした
有峰林道・有峰湖
有峰林道は富山県南東部にあり、北陸電力が1960年に完成した有峰湖を囲む標高千メートル付近を走る舗装林道ですまた、標高2926mル薬師岳への登山口折立(1356メートル)があります。詳しくは有峰ネットへ

有峰林道東谷ゲート

有峰湖にて

有峰湖
_有峰林道走破を終え、有峰記念館を見学し富山側の亀谷連絡所を出て立山山麓へ抜けました。今日の宿泊地立山国際ホテルへ直行の予定であったが、少々時間があったので、ホテルに行く前に称名滝を見学に行きました。

称名滝
2nd Day
_北陸道立山ICを6時前に入る。北陸道から新潟JCTを経由し磐越自動車道に入り、新鶴PA10時20分着。快晴。磐梯山方面を望むと黒い雲が!

新鶴PAにて
_新鶴PAを11時頃出発し、会津若松を通過し磐梯河東ICを出る。いよいよ本日のメインである磐梯3道(磐梯ゴールドライン、磐梯レークライン、磐梯吾妻スカイライン)へ。
磐梯スカイライン
_曇り。磐梯ゴールドラインは猪苗代湖の展望スポットがある以外ほとんど展望がなく、緑の山間を走る。磐梯レークラインは小野川湖畔を走るのだが、道は湖畔から離れ道路から見る湖畔風景ほぼ無し、期待はずれといったところ。”ここは”という写真スポット”も見つからないうえ、小雨降り出す。磐梯吾妻スカイラインの入り口ゲートにつく頃から本降りの雨。

磐梯スカイライン入り口ゲート 雨

ゴールドライン猪苗代湖展望台にて
_雨があがるのを期待しながら高度を上げてゆく。止む気配なし。雨に濡れながら休憩もなく一気に浄土平2時45分着。時間があり余り昼食に2時間ほどかけ大休憩。一時、雨がやんだので霧の吾妻小富士を登る。

吾妻小富士登山道から浄土平駐車場を望む
(吾妻小富士登山口、吾妻小富士にて)
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_次に走る機会があったら、快晴の磐梯吾妻スカイラインを走りたいものだ。高湯温泉15時20分着。(ホテルの軒下に駐車)
3rd day 高湯温泉7時頃発。
_東北自動車道をひた走る。途中八戸JCT手前の高速道路上に「取締実施中」の看板、スピード落とし東北道最後の福地PAで休憩。その後、間もなくパトカーに引率された速度違反とおぼしき乗用車入ってきた。予定通り無事16時頃八戸港到着。
青森八戸港
_17時30分発の川崎近海汽船フェリーSEARODEの乗船手続きを済ます。バイクが大きいのでフェリーへの乗船が不安。係員にお願いして一階甲板に乗せて貰う。北海道苫小牧東港、深夜1時30分着の予定。この時間しか予約が取れなかったのです。
_定刻1時30分苫小牧東港着。北海道上陸です。2時頃、苫小牧東港から道央自動車道に入り恵庭付近でガソリンを補給し札幌へ移動。札幌の24時間営業の日帰り温泉「モエレ」で仮眠。ロンドンオリンピックの「なでしこジャパンの決勝戦」が生中継されていた。
4th day 苫小牧東港から天塩へ
R211 オロロン街道
_翌朝7時頃、札幌を出て札幌市石狩の厚田村へ。厚田村戸田記念公園を見学しR211オロロン街道を走る。あいロード夕日の丘、戸田城聖生家見学、黄金岬海浜公園、道の駅おびら鰊番屋に立ち寄り道の駅風Wととまえで休憩。
(あいロード夕日の丘、黄金岬海浜公園にて)
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_道の駅風Wととまえのソフトクリームは最高においしかった。天売島・焼尻島を遠くに望みながら足湯に入り、話しかけてきた地元漁師の子供のお相手。北海道は地域のなまりがなく、地元の空気を感じられないのが物足りなかったかな。
手塩温泉の手前の道の駅富士見で休憩。16時過ぎ天塩温泉着。

道の駅富士見にて、奥に利尻富士
5th day 天塩から浜頓別へ
_天塩温泉8時頃発、28基が一直線に並ぶオトンルイ風力発電所、北半球のど真ん中を通過し、サロベツ湿原センターへ。広大な緑の草原の木道を歩く。ただこの時期、花も終わっていてやや期待ハヅレ。
(オトンルイ風力発電所、北半球のど真ん中)
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北緯45度
(利尻サロベツ国立公園、サロベツ湿原センター)
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サロベツ湿原は、1970年から約33年間泥炭採掘の盛んに行われ湿地帯を破壊。現在国立公園に指定され湿地の保全が行われている。
宗谷岬へ
_湿原の見学終え、電柱も信号もなしという道道106号へ向かう。この道はツーリングマップルの説明にあったとおり左に日本海、右に牧草地の中をひたすら北へ走る壮快道路でした。道道106号から利尻水道を左に見てノシャップ岬着。昼は奮発して生ウニ丼を食べる。_
昼食後、稚内市北防波堤ドームを見学し、宗谷丘陵を経て最北の岬「宗谷岬」へ。

稚内港北防波堤ドームにて

宗谷丘陵

宗谷岬
R238 オホーツクライン
_宗谷岬からは、道の駅ふるさつ公園で一休みし、R238からツーリングマップルに「交通量皆無、自分だけの絶景道路。天北南部広域農道」と紹介されていたエヌサカ線に入り、クッチャロ湖畔はまとんべつ温泉16時頃着。

道の駅「ふるさつ公園」にて

クッチャロ湖畔にて
5th day
_浜頓別8時半頃発。日の出岬、カムイ岬公園、日の出岬、紋別カニモニュメント、オホーツク流氷科学博物館、サロマ湖畔、道の駅愛ランド、かみゆうべつ温泉チュリップの湯に立寄る。
(日の出岬、カムイ岬)
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紋別 かにモニュメント
(流氷博物館 クリオネ、かみゆうべつにて)
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_オホーツクラインに別れを告げ、R242から旭川紋別自動車道に入り、上川層雲峡ICを出て層雲峡温泉着。
雲行き悪し。明日の旭川・札幌・小樽の天気予報は雨。
旭川から小樽へ
Last day 層雲峡から小樽へ
_6時頃ホテルから外を見ると天気予報的中で雨。9時頃ホテルを出発するときには本降りとなる。この日は、雨のため旭山動物園で多くの時間費やし、美瑛、富良野はチョイよりで、小樽に向かった。
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_北海道最終日は旭川から小樽フェーリー乗り場まで一日中雨の中を走る。バイクツーリングで雨はつらい。
新日本海フェリー23時30分発。次回行く機会があれば、雨だったら移動は中止できるような気ままな旅にしたものだ。

新日本海フェリー船首展望室にて
_フェーリー乗船中は至極退屈であった。次回はPCなど持ち込んでホームページ原稿の編集でもしようかな。
2017.6.2再編集